このアンプのコンセプトは、安価な価格と取り付けの簡便さ。「見た目」より「質」に重点をおいたハイパフォーマンスアンプです。 「見せるオーディオ」ではなく「聴いて楽しむオーディオ」が主眼です。

※ 半導体の入手が困難になり、生産終了となりました。
残り4台ですのでご検討の方はお早めに。

コストを抑える為の工夫。

1. 一番のコストアップになるアンプの外観(ケース)は、市販の汎用品。
2. 接続端子類は使わず、基板から直接ケーブルを引き出して直結結線。
  (端子類が無い方が、接点の数が減るために理論上効率が良くなる) 
3. 当店が直接工場製造発注・販売をする為に中間業者を介さない。
4. 広告費を一切かけずに、自主広報活動。

製作に当たっては、回路設計者と納得のいくまでチューニングを繰り返し、実際に車の中で討論を交わし、音造り。その結果、売価を50,000円で販売出来るよう、限界ギリギリまで良質な回路パーツを惜しげもなく多数使用しています。量産品では、絶対に出来ないパーツ使用と設計です。

音質に関しては、私の長年の音造りに必要不可欠な音の種類が、まんべんなく再生し得る周波数帯域が高い音圧で造り出されています。素直な音質を再現しますから、自作で「何とか良い音を!」と奮闘している人には打って付けのアンプかと思います。

但し、高い音圧と言っても大口径のウーハーをブンブン!なんて鳴らし方を意味するのではなく、良質な音を再現するのに最低限必要な周波数分布を意味しています。

したがって、普通にオーディオを楽しむ人を対象としています。また、アンプの性能でデッキの個性が引き出されるのも高性能アンプの特徴です。

※ デッキ(純正デッキ等)に、音声信号(RCAピン)出力が無い場合、デッキのスピーカー出力のゲインを下げてアンプに入力させる事が出来ます。
ハイ/ローコンバータ AC-2(2ch)8,000円
K23を使用する場合は2台16,000円(2ch×2)必要となります。

MODEL K23 4ch Power Amplifier

Specifications
  • Maximum Output Power:
  • 40W(Vcc=14.4V THD 10% RL=2Ω)
  • Typical Output Power:
  • 17W(Vcc=13.2V f=1KHz RL=4Ω)
  • Distortion:
  • 0.02%(Output Pwer 5W f=1KHz)
  • Voitage Dain:
  • 20dB(Vout=0.775Vms(0dB))
  • Output Noise voltage:
  • 0.1mVms(Rg=0Ω Gv=26dB Bw=20Hz~20KHz)
  • Operating Pwer Supply Voltage:
  • DC11V~16V
  • Operating Temperatue:
  • -10℃~+60℃
  • Size:
  • 100×150×40(mm)
  • Weight:
  • 1.7Kg
  • Price
  • 55,000円(税込み)
  • Produced by KKM

お客様の声

2009年5月30日更新

安価と高価なアンプ?

私は今までに数種類のメーカーと高価なアンプを使い分けて随分お金をかけて来ました。
今回の車は予算をかけずにオーディオを組んだらどうなるか?を試す意味で、まず、純正オーディオはいじらずに、アンプだけを交換する事にしました。KKM K23を購入し、取り付け作業が簡単そうだったので自分で装着しました。

純正にアンプを割り込ませただけなのに、純正とはまるで異なった音質になり驚きました。確か、パワーは17Wとのことですが、全くパワー不足を感じる事もなく音質まで良くなり大満足の結果になりました。こうなると、スピーカーまでいじりたくなる!

中略

今まで高価なアンプを沢山購入してたっぷり予算をかけていたのは、意味があったのか?
今は、以前の様にたっぷり予算をかけられない事情もありますが、しばらくはこのままでも充分にオーディオライフを楽しめそうです。

■ 高価なアンプと安価なアンプK23との違いはどうなってるのですか?

※理由⇒オーディオ機器をきちんとドライブする為の大切な条件は電源回路にあります。
K23は電源を大切に設計し、少しの電力ロスを無くし最大限にパワーを引き出す回路構成をしています。
従って、電流を一番必要とする低音帯域がストレートに再現でき、それに伴った中高域もピュアに鳴らす事が出来るのです。音質を下げる要因の回路・接点も最小限に止めているからです。

■ オリジナルアンプK23を装着してからの音は、今まで聞こえていなかった音がはっきり聞けるようになった。

※理由⇒純正デッキ又はワンボディーデッキの内蔵アンプだけでは能率が悪く、スピーカーのコーン紙を充分に駆動出来なかったのですが、歪み率の少ない良質なアンプに換えると、細かな動きが忠実に出来る為に今までとは、まるで違いが出る音となる理由です。

■ パワー感が出るようになった。

※理由⇒スピーカーを車に装着した時点で、そのスピーカーの能率は全く異質なものに変わってしまいます。つまり、別物!になる訳です。 極端に能率が低下してコーン紙の振幅が悪くなるので、歪みの少ない信号を供給する事で、コーン紙がきちんと動くようになりパワー感が出るのです。K23は約20Wですが、通常の音楽を普通に聴く分には必要かつ充分なパワーです。

■ 音楽の密度が増した様になった気がする。

※理由⇒これは、まさに当店が一番重要視するところで、既に取り付けされたスピーカーを活き活きと鳴らす最重要課題です。アンプに入力された信号を、忠実に増幅し、歪みを排除する!この単純な理屈を再現する事で価格に関係なく、良質なアンプは造れる事の実証になります。

■ 価格
とにかく安いアンプではあるが、半信半疑で購入してみたが、他のアンプからの付け替えで試してビックリ!
今までのアンプとは聞こえ方が全く違って素晴らしい音になった。
本当にこのアンプの価格は3万5千円(現在は50,000円)で適正なのだろうか?他のアンプの価格に疑問を抱く・・・
とにかく音質と価格を比べると安過ぎる。

理由⇒このアンプの開発は、今現在市販されているアンプは音質の割に高価であり、見た目やブランドだけで評価をする傾向にある。これでは、本筋からはずれ見失ってる部分が大半を占める。
当店はその様な間違った見方や偏見・先入観を排除して、本来の素晴らしいオーディオを皆さんに知って頂きたく、利益を削ってこの価格に納めました。音を聴いて頂けたら、
このアンプの価格(55,000円(税込))がいかに安いかが納得頂けると思います。

KKM オリジナルパワーアンプ KKM オリジナルパワーアンプ 取り付け例

取付例として、助手席の下にセットされたアンプ